「新大学憲章」起草委員会発会式に4大学教職員、生協、
            学生自治会、体育会、サークルなどから40名参加

 ――各団体から起草委員を選出、「新大学憲章」文案を決定後、全構成員の   過半数の署名を経て、12月に「憲章制定調印・宣言集会」――

組合は、新大学の設置理念、教育理念、研究理念、社会的貢献、大学運営、課外活動、労働などについて自主的に規定を作り上げ、全大学構成員の総意に基づき、「新大学憲章」として制定する準備をすすめています。

8月28日に都立大、科技大、都立短大、保科大の教職員、生協、都立大学生自治会、体育会、サークルなどの学生組織などから40名が参加し、「新大学憲章」起草委員会発会式が開催されました。

発会式では、教職員組合山下委員長から8月1日の「新大学構想」発表後の経過報告、「新大学憲章」素案の説明があり、討論に入りました。

討論では、都立大、科技大、保科大、短大、生協、学生自治会、体育会、体育会応援団、サークル等から、新大学発足に当たっての問題点等の現状報告を含めた意見が出されました。それによると、保科大は、荒川−南大沢間の移動は時間がかかり、学生の住居問題を含めた勉学条件等の問題があり、また大学管理本部から情報が流れてこないので組合の機関紙「手から手へ」が情報源となっている、とのことでした。(従来の経緯から、保科大の組合は都庁職衛生局支部に所属していますが、「手から手へ」は全教職員に配布してもらっています)。また、生協は来年3月に総会を開き、合併を決定するとのことでした。さらに、各大学の学生自治会もお互いに連絡を取り合っているとのことでした。

「新大学憲章」については、各団体から起草委員を選出し、文案を練って、全構成員の過半数の署名に付し、12月に「憲章制定調印・宣言集会」を開催する予定です。